●校章

校章の由来

今から九百年前、八幡太郎義家公が前九年の役のおり、行軍中に日でりにあい、飲料水が不足した。日は、やゝ西に傾いて、人々はみな疲れはて、この地に休憩した。田に矢をもって穴をうがったところ、地中より清水が湧き出で、人々は夢かと驚き、「八幡さまのおかげだ、おかげだ。大幸、大幸。」と賞賛して、士気もこの上なくあがったということである。
矢田町、大幸町の地名もここから出たものといわれる。

校章は、古い歴史を土台に矢田の若人が、清水のごとく清らかな心で躍進することを願い、母体は矢田の「矢」と中学の「中」を図案化し、矢田の文字は、篆書からもちだしたものである。

古い歴史を土台に近代的な図案をもって、未来に躍進する矢田の若人を祈り、この校章を制定した。

●校歌

矢田中学校校歌「はばたけ高く」 作詞:近藤一一 作曲:鈴木佐太郎

流れてやまぬ 矢田川の
たゆまぬ心 身にうけて
学べゆたかに わが学園
未来をひらく 矢田中学

矢の立つところ 湧き出でし
真澄の水の さわやかに
励め明るく わが学園
未来をになう 矢田中学

大いなるゆめ この胸に
明るくすなおに たくましく
はばたけ高く わが学園
未来をめざす 矢田中学

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<矢田中学校合唱部合唱>